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2011年 05月 23日

広島平和記念資料館(丹下健三) 広島建築②

小学校の修学旅行以来に来ました。
それから、なんとなく頭に建築のイメージは残っていたんですけど、
大学に入ってその業績知ることになるんですが。
それから20年近く経って今回、どう感じるのか少し楽しみに行きました。

。。。というより、すごい人。
GWなのか。それとも原発の影響もあってなのか。
もう中は身動きが取れない。
外国の人や小さい子供がしっかり見ている姿が印象的だった。

では、建築について。

広島平和記念資料館(丹下健三) 広島建築②_f0088303_23564387.jpg

原爆ドームと平和大通りを直行させる軸線を取り、平和資料館と慰霊碑と原爆ドームが結ばれるように配置されている。
ピロティーは建築を浮かせることで人の流れを妨げないにするのが目的らしいです。
広島平和記念資料館(丹下健三) 広島建築②_f0088303_2357471.jpg

慰霊碑からの原爆ドームを望み、お祈りをする。
広島平和記念資料館(丹下健三) 広島建築②_f0088303_23571455.jpg

ここでも反復の美しさが。
浮かされた建築部分のリズミカルさとは対照的にピロティー部分の柱はとても有機的な造形。
広島平和記念資料館(丹下健三) 広島建築②_f0088303_23572276.jpg

まるで、アアルトのフラワーベースのよう。


広島平和記念資料館
〒730-0811
広島県広島市中区中島町1−2
082-241-4004

# by k-humming | 2011-05-23 00:16 | architecture
2011年 05月 22日

世界平和記念聖堂(村野藤吾) 広島建築①

訪れるのは2度目になります。
あいにくの雨。
広島駅からテクテクと歩きたどり着いた。

世界平和記念聖堂(村野藤吾) 広島建築①_f0088303_237712.jpg

コンクリートの柱と梁の間にブロックを積んでいく構成。
ブロック部分は耐力壁として参加しているとのこと。
とても簡素で物静かな外観。
世界平和記念聖堂(村野藤吾) 広島建築①_f0088303_2371442.jpg

入り口部分の帯状の格子の天井。
50年以上も前のデザインと思えないほど、現代にも溶け込んでいる気がした。
世界平和記念聖堂(村野藤吾) 広島建築①_f0088303_2372731.jpg

側廊からの身廊にやさしい光りが寄り添うように落ちていてとても気持ちが安らかになった。
いい天気の日は高窓のステンドグラスがいろいろな色を壁に落とすようで、それもまた見てみたいと思った。
世界平和記念聖堂(村野藤吾) 広島建築①_f0088303_2374030.jpg

側廊の規則的なアールの反復の壁が光りをなめらかにまとっていて、奥行き感を一見失う感じがした。
世界平和記念聖堂(村野藤吾) 広島建築①_f0088303_2372162.jpg

反復の持つ美しさと強さを体感。先日、五十嵐淳の展覧会の模型でも同じようなことを感じた。
これから、同じような場所に訪れ感じて、設計に活かしたい。
世界平和記念聖堂(村野藤吾) 広島建築①_f0088303_2374630.jpg

外壁のブロックから出ている目地が特徴的。
世界平和記念聖堂(村野藤吾) 広島建築①_f0088303_2375510.jpg

目地を斜めに切り、パターンを変えている土間。
右上の仕上げ方って何だっけ?
削り出し?磨き出し?
調べてみよう。


世界平和記念聖堂
広島市中区幟町4-42
TEL 082-221-0621

# by k-humming | 2011-05-22 23:43 | architecture
2011年 05月 16日

待つという時間

GW、広島の夜。
おいしいお好み焼きを目当てに店先のベンチで待っている。
楽しい何かを待つというのはとてもいい時間。
タバコを吹かしながら、それぞれも楽しみに待っていたんだろう。
ちなみに僕はタバコを吸わないので、通りの人を人間観察です。
待つという時間_f0088303_22472066.jpg
待つという時間_f0088303_22473198.jpg


これから、広島旅行をUPしていこうと思います。ハイ。

ここは川創という鉄板焼き屋さん。
紫蘇の葉が入ったお好み焼きがおいしかった。

# by k-humming | 2011-05-16 23:01 | photo
2011年 04月 30日

夜の帳

夜の帳_f0088303_17543970.jpg

夜の帳が落ちる。
あたりはしんとして、足元を冷たい空気が流れていった。

# by k-humming | 2011-04-30 17:58 | photo
2011年 04月 30日

vague contact

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vague contact_f0088303_1727617.jpg




vague contact_f0088303_17263872.jpg




vague contact_f0088303_17343559.jpg



先日引渡しをしたN邸です。
プランから担当させて頂いて、施主とどういう建築を目指していこうか、じっくりいろいろ話し合ってつくることができました。
今回の敷地は都市部から程近い、一般的にいう閑静な住宅街になります。
いかにまわりの環境からを取り入れながら、自分たちの生活の解放感を出していくかがテーマになりました。
そこで、僕が考えてたのは敷地をぐるっと壁で囲い、家の中に2つの庭を点在させること。
その庭とそれぞれの内部スペースが、柔らかく接点を持ちながら、あいまいにつながっていくことを目指しました。
どの場所に居ても、庭と内部の連続性を感じることができます。
これから、どんな風に施主が住みこなしてくれるかとても楽しみです。

写真は緑が育った、7月あたりにお願いするつもり。
写真はもちろん329photoの岡村さんにお願いします。
どんな写真が生まれるかとても今から楽しみです。
また、事務所のホームページにアップしますので、ぜひ、見て下さい。

# by k-humming | 2011-04-30 17:49 | architecture