2007年 01月 10日
12/9(土) 朝7時にチェックアウトを済まし、いざクール(CHUR)へ。 10時前に着き、宿探しへ。雪がちらほら積もっている。やはりこちらは寒い。 ドライ・ケニーゲ Drei Konige 住所:Reichsgasse 18 TEL:(081)3549091 シングルルーム 65フラン。 というとこに決定。今日はシングルルームです。 部屋が空いているということでアーリーチェックインさせてもらいました。 町の中心にある、州立美術館へ。Bundner-kunstmuseum 前のファサードと本館と別館を結ぶ橋をピーター・ズントーがデザインしています。 (スイスではペーター・ツントーと言うらしい。) 正面ファサードです。 この橋、部材が細くて本当にきれいです。スロープの傾斜が形にあらわれていて、 形状的なバランスもとても美しいですね。 この橋とファサード鉄骨で作られていると感じた方いらっしゃるでしょうか? 僕も写真で見たとき、そう感じたのですが、近づいて触ってみると木で構成されていました。 ズントーさんは有機的なもの好きなんでしょうね。確かに金属にはない柔らかみがあります。 ローマ遺跡発掘シェルターへ。設計:ピーター・ズントー オーバー門を超えて右に曲がって徒歩2、3分です。 木製の横ルーバーが全体を覆っています。 だいぶ風合い出てますね。木製にしか出せないこの風合いいいです。 朽ちていくのは否めませんが、うまく付き合っていくのが大事ですよね。 おもしろいデザインのエントランス。 内部です。内部公開は年に6回。少ないっすよ。 両脇に見えるのが遺跡のようです。 堀の深いトップライトが印象的でした。陽がさんさんと照る日は暗い空間に光が落ちて、 きれいなんでしょうね。残念ながら今日はこの天気。 クール駅に戻りダヴォス(DAVOS)へ。 またあの赤い列車に乗って。くるりの「赤い電車」を聞きつつ、1500mの地へ。 終着駅、ダヴォス・プラッツへ到着。さっぷーい。しばれるねー。 ここはリゾート地そしてゲレンデがあるようで、駅にもスキーやスノボーのレンタルも。 一瞬頭によぎるが、さすがにコートで滑っていると馬鹿にされるだろう。やめた。 お目当てのキルヒナー美術館へ到着。 火~日 7/15~9/30 9:10~18:00 上記以外 14:00~18:00 TEL:(041)814132202 ギゴン&ゴヤーの最初の作品です。なんともまぁ、雪が似合う建築なんでしょうか。 箱が展示室になっています。シンプルな構成ですが静かで強みを感じる建築です。 エントランス部分。 ロッカールーム及びレストルーム入口。ミニマムです。 レストルームの入口見つかりました? 箱と箱のボリュームの隙間は廊下や開口になっています。 かわいい取っ手。ステンレスを曲げ加工しています。 ギゴン&ゴヤーさんは細部のデザインもけっこう凝ってるものが多くておもしろいです。 均一な天井の光。周囲のハイサイドからの光が集まって落ちてきています。 無駄なものが削ぎ落とされた感じですね。 夜もまたきれいです。 坂を下るとスポーツセンターがあります。これも設計:ギゴン&ゴヤー。 その横にある消防署も・・・これまた設計:ギゴン&ゴヤー。 スポーツセンター外観。なんだか今まで見た来たギゴン&ゴヤーの作品からすると素材的にもフォルムも少し違うような気がします。 受付です。でも中の色使いではやっぱり感じれます。 駅であったかいカプチーノの買って下山。 プリングルスがはちきれそう。
by k-humming
| 2007-01-10 02:10
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