2007年 02月 28日
今日は長堀橋に講演聞きに行って来ました。 彩都IMI大学院スクールのグラフィックデザイン講座修了展の記念対談。 子安一子さん×奥村昭夫さんがイレモノをテーマに考えようというもの。 子安一子さんはバックデザイナーでヴァグリエの代表です。実際、バックを見ることができたんですけど、すごくかわってる。この方は信念はそのデザインが流行のものではないこと。自分の好きなものを作ろうと思ってること。スライドショーを見ながら「これ、私あんまり気に入ってないんですよ。でも売れるんです。」って言ってました。確かに一般的なニーズと自分自身の欲するものはには少し差があるんでしょうね。それはきっと実用性とか値段的なものも深く関係してるとおもうんだけど。本人の気に入ってるもの一種はとても芸術性を持ってるように感じます。すごく美しさがあるんですよ。あっ、これきれいだ!思うやつ。理由はまだ良く分からないんだけど。。 奥村さんはロート製薬のロゴとか近鉄百貨店の紙袋とか関西の企業の仕事をたくさんされていて関西に住む人々がよく見るパッケージやロゴのデザインをされています。もちろん、グリコとか全体的に浸透しているものもたくさんあります。 少し前にpicklesさんのブログで「牛乳石鹸」のデザインがいいよねーっていう話がありましたが、あれも奥村さんの仕事なんです。パッケージのリデザインの仕事なんですが、昔のものは左側に牛が描かれていたようなんです。それを真ん中にもってきた。プレゼンで「この時代ですので、牛も一歩前に出してみました。笑」って言われたそうです。今度リデザインされるときは牛がパッケージからおっこっちゃうかもしんないね。笑って、すごく冗談も上手な方です。 対談内容はイレモノ自体に対する考えはあんまり交わされなかったのは残念ですが、時間も少なかったことですし仕方ありますねぇ。でも仕事に対してどうやって取り組んできたとかは聞けたことと、お二人が対極の考えを持った人でおもしろかったな。 「自分らしさを大切に。」 それは二人の共通した意見でしたね。
by k-humming
| 2007-02-28 23:01
| art,design
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